新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、さまざまな分野でオンライン化が進んでおります。「死の体験旅行」もオンライン開催について、総会の議題に上げて議論をいたしました。

 

僧侶の世界もIT化が進み、すでに会議や講演などでオンライン利用の頻度は上がっています。その経験を踏まえた上で検討した結果、「死の体験旅行」はオンラインでの開催に向いておらず、本来の効果を得られないばかりか、受講者に危険があるのではないか、という結論になりました。

 

「死の体験旅行」は受講環境に大きく影響を受けます。当会では受講の経験がより良いものになるよう、環境づくりに注力をしてきました。しかしオンライン開催では受講者の個々の環境に大きく左右され、多くの場合で受講者が受けられる効果が著しく低下するものと思われます。

 

また、心を大きく揺さぶられる経験であるだけに、当会では受講者のアフターフォローを大切にしてきました。対面であれば表情や顔色や声の震えなど、相手の心境の変化を五感で感じ取り、必要なケアを施すことができます。


しかしオンラインでは得られる情報が限られるため、心境の変化に気付きにくく、ケアの機会を失ってしまう可能性が高いと思われます。

 

さらなる社会状況の変化があれば再検討いたしますが、以上の理由から当会ではオンライン開催はせず、受講人数の制限や各種感染防止策を取りながら、全国の会員僧侶で対面でのワークショップ開催を継続して参ります。

 

受講希望のかたは、公式HP「開催情報」をご覧いただくか、当会までお問い合わせください。

 

開催情報
https://bvld.info/calendar
 

2018年4月8日に宗派を越えた10名の僧侶で立ち上げた仏教死生観研究会。

 

これから様々な活動をしていこう、そう思っていた矢先の同年9月15日の朝。

 

岐阜県の真言宗善光寺、松枝秀晃さんが41歳の若さで急逝いたしました。

 

ご本人も、お寺の皆さまも、地元の人々も、もちろん私たちも、無念という言葉では言い表せないほどの痛恨の思いです。

 

 

松枝さん。

一緒にやっていこうとしていたこと、私たちで精進していきます。

 

どうぞ仏さまとなって、見守っていてください。

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